Azureについて、毎月の請求金額がどのリソースにどれくらい料金がかかっているかなどAzureコスト詳細を確認することが可能となります。
例えば、11月にどのリソースにいくら料金がかかっているかといったことが確認できます。

つまり、コストがいつ、何に、どれだけかかかっているかという観点でAzureコスト詳細を確認することが可能です。
なお、Azureコスト詳細は「コスト分析」から確認することが可能となります。

■コスト分析について
コスト分析を確認するには下記をご確認下さい。

1.Azureポータルにサインインします。

2.「すべてのサービス」から「コストの管理と請求」を選択します。
3.表示されたメニューから「コスト管理」を選択します。
4.画面左側メニューの「コスト分析」を選択します。

コスト分析では、さまざまな観点から金額を算出することがが可能となります。

例えば、2023年11月に利用した特定のリソースグループの料金について確認したいといった場合、コスト分析のリソースグループをクリックします。
確認したいリソースグループをクリックして、期間を先月を選択します。

※期間については、月、日付、相対日付(12か月前まで遡って指定することが可能)を設定することが可能です。

リソースグループ単位で利用金額が表示されます。

リソースグループをクリックするとリソースグループ内で利用しているリソースの金額がそれぞれ表示されます。

スマートビューではリソースグループだけではなく、リソース単位、サービス単位、また、複数サブスクリプションを契約している場合はサブスクリプション単位で確認することが可能です。

また、カスタマイズ可能なビューでは、1日あたりのコスト、サービスごとのコスト、リソースごとのコスト、累積コスト、請求書の詳細を確認することが可能です。
1日あたりのコスト、サービスごとのコスト、リソースごとのコストではグラフとして表示されます。

なお、フィルターを追加することで表示のカスタマイズをすることが可能でカスタマイズした設定をコスト分析で保存することが可能となり、毎月の料金について利用者側が閲覧しやすいようにすることが可能となっています。

利用するリソースを管理する方法を策定するとこと(タグ付けをする、リソースグループで分ける)で、誰が、何を、いつ、いくら、利用しているのかといったところを明確にすることが可能です。

Azureで利用している金額がいつの間にか増えてしまったが、どのリソースで増えてしまったのかなど過去に遡って確認することが可能になるので、Azureコスト詳細を知りたいといった場合、コスト分析でコストがいつ、何に、どれだけかかかっているかの観点で「コスト分析」を利用されてはいかがでしょうか。

詳細は下記マイクロソフトのサイトにも記載がありますので併せてご確認下さい。

クイック スタート: コスト分析の使用を開始する