【初心者向け】Azure上に構築したLinuxのVMに8TBのディスクをマウントする手順

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

 

はじめに

今回の記事はテーマの通り、Linuxの初心者向けとなります。

 

早速ですが、説明をはじめます。

 

Azure上に構築したLinuxのVMに8TBのディスクをマウントする場合、

方法としては、下記2つのパターンがあります。

 

①1個のディスクに2TBまで制限があって、複数のディスクをマウント後、LVM対応で一つの論理グループにする方法

②そのまま1個のディスクでマウントする方法

 

Linuxに関して勉強すれば①も簡単になるかもしれないですが、

個人的、初心者には②をおすすめしたいので、②の方法について以下手順を纏めました。

 

▼手順

①以下手順でパーティションプル一覧を表示
fdisk -l

 

②VM構築時に作成したディスクと同じサイズのディスクを確認

 

③「/dev/」の文字を確認 

※今回はsdc

 

④以下コマンドを実行し、パーティション分割を行う
sudo parted /dev/sdc –script mklabel gpt mkpart xfs 0% 100%

 

⑤以下コマンドを実行
sudo mkfs.xfs /dev/sdc1

 

⑥以下コマンドを実行
sudo partprobe /dev/sdc1

 

⑦以下コマンドを実行し、マウント先のフォルダを作成 

※今回のフォルダ名は「test01」
mkdir /test01

 

⑧以下コマンドを実行し、作成したフォルダにマウント
sudo mount /dev/sdc1 /test01

 

⑨以下コマンドを実行し、マウントしたディスクのUUIDを確認
blkid

 

⑩UUIDをコピーしてメモ

 

⑪以下コマンドを実行し、設定ファイルを編集 

vi /etc/fstab

 

⑫「i」を押下し、挿入モード開始

※画面の一番下に「INSERT」と表示されたらOK

 

⑬コピーしたUUIDに、「/test01 xfs defaults,nofail 0 0」をつけて全体をコピーする

UUID=fc620a7c-ca17-4888-9eaf-02976e490db0 /test01 xfs defaults,nofail 0 0

 

⑭一番下に貼り付ける

 

⑮「Esc」を押下して挿入モード終了
※画面の一番下の「INSERT」が消える

 

⑯「:wq」を押下し、設定ファイルの編集を終了

 

⑰以下コマンドを実行し、下の行に何も表示されなければ問題なし
mount -a

 

⑱以下コマンドを実行し、マウントされたディスクが表示されたらマウント作業は終了
lsblk

 

少し説明が足りないかもしれませんが、以上となります。

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