Wiresharkの使い方【ダウンロード/インストール編】

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ここではネットワークパケットの解析ツールの一つである「Wireshark」のダウンロードおよびインストール方法について説明します。

Wiresharkを利用することにより、リアルタイムでパケットキャプチャされたパケットの詳細(プロトコルの種類、送信元/宛先についての情報等)を解析するすることができ、ネットワークのトラブルシューティングや開発において通信要件の確認の際に使用されます。

パケットキャプチャとは、ネットワーク上に流れている様々な種類のパケット採取することです。
パケットキャプチャツールは、主にツールをインストールしたPCをキャプチャを行いたいネットワーク機器に接続して使用します。

ダウンロード方法

ダウンロードは下記ページから行うことができます。

インストールするPCに該当のファイルを選択して下さい。

https://www.wireshark.org/download.html

 

インストール方法

ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、実行してください。

ユーザーアカウント制御の画面が表示される場合は[はい]をクリックしてください。

 Wiresharkをインストールするためのウィザード画面が開かれます。[Next>]をクリックしてください。

ライセンス同意画面にて、[Noted]をクリックしてください。

インストールするコンポーネントの選択画面にて、すべてのコンポーネントにチェックが入ったデフォルトの状態で[Next>]をクリックしてください。

ショートカットの作成をするか、また表示のファイル拡張子にWiresharkを関連付けるか確認する画面が表示されます。

必要に応じてチェックをつけ、[Next>]をクリックしてください。

各チェック項目の意味は、下記となります。

■Create Shortcuts

・Wireshark Start Menu Item 
 WireSharkをWindowsマークから選択できるようになります
・Wireshark Desktop Icon
 デスクトップにWireSharkのアイコンが作成されます。
・Wireshark Quick Launch Icon
 WireSharkがタスクバーへ常に表示されるようになります。

■Associate File Extensions
・Associate trace file extensions with Wireshark
 表示されている拡張子のファイルを開く場合、Wiresharkが起動するようになります。

インストール先フォルダの確認画面にて、既定のままで問題なければ[Next>]をクリックしてください。

Wiresharkは、をリアルタイムでパケットキャプチャを行うライブラリパッケージを利用して動作します。

Wiresharkの動作のためにパケットキャプチャライブラリは必須となります。

ここで表示されるパケットキャプチャライブラリであるNpcapまたはWinPcapを選ぶ画面では、既定のまま[Next>]をクリックしてください。

Npcapは、Winpcapより、機能面、セキュリティ面を向上させた後継ツールです。

また、Windows10上でWinpcapを動作させる場合、動作が不安定となる可能性があるため注意してください。

USBPcapをインストールするか確認する画面が表示されます。

USBPcapとは、USBデータをキャプチャするためのツールです。

必要に応じてチェックをつけ、[Install]をクリックしてください。

[Install USBPcap]にチェックを入れた場合、ファイルのコピー進行中にUSBPcapセットアップのためのウィザードが開かれます。

USBPcapのライセンス同意画面が表示されます。

[I accept the terms of the License Agreement]にチェックをいれて、[Next]をクリックしてください。

オプション画面にて、必要に応じてチェックをいれ[Next]をクリックしてください。

インストール先フォルダの確認画面にて、既定のままで問題なければ[Next>]をクリックしてください。

ファイルコピー完了後、[Close]をクリックしてください。

ファイルのコピー進行中に、Npcapのライセンス同意画面が表示されます。

[I agree]をクリックしてください。

インストールオプション選択画面にて、任意でチェックをつけ[Install]をクリックしてください。

・Legacy loopback support for Nmap 7.80 and older only. NOT rcommended.
 Nmap 7.80以前でループバックを採取する場合、チェックが必要です。
 古いバージョンのNpcapでループバックトラフィックをキャプチャするために必要となるMicrosoftKM-TESTループバックアダプタをインストールすることができます。

・Restrict Npcap driver’s access to Administrators only
 管理者権限を持ったユーザーのみWiresharkを使えるようになります。

・Support raw 802.11 traffic (and monitor mode) for wireless adapters
 無線LANで使う802.11のパケットを解析できるようになります。

・Install Npcat in WinPcap API-compatible Mode
 以前のWiresharkで使われていたWinPcapとして、疑似的に動作させたい時にチェックします。WinPcapのみサポートしているソフトウェア等で使います。

インストール完了後、[Next>]をクリックしてください。

Npcapのインストール完了が完了しました。ウィザードを閉じるため、[Finish]をクリックしてください。

インストール完了画面を確認後、[Next]をクリックしてください。

Wiresharkのインストールが完了しました。
 

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