この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
Azure Portal から同ホストプール上でセッションホストの追加が可能に!
10月30日のブログ記事にて、
非常にちょっとした変更です。
今までは Windows Virtual Desktop(以下、WVD)作成時には新規や空のリソースグループしか指定できなかったのが、中にリソースが含まれるリソースグループでも指定できるようになりました。だから何?って話ですね。はい。
とお伝えしましたが、Azure portal から Windows Virtual Desktop の作成時、既にリソースを包含するリソースグループを指定することで、同ホストプール上でセッションホストの追加ができるようになっていました!
今まではその都度個別に仮想マシンをデプロイして WVD エージェントをインストールする手間が必要だったのが、この変更によってスピーディなスケールアウトが可能になりますね。
注意点
注意することとしては、Azure Resourse Manager の仕様上、デプロイ時に指定する仮想マシンの数は既存のマシンを含めた台数とすることです。
下の画像のようにUsage Profile を Custom にすることでデプロイする仮想マシンの数を指定しますが、この数は、例えば既存の2台のマシンに1台追加するなら3、というように合計のマシンの数を指定します。
またその際、プレフィックスの値は当然ながら既存のものと同じ値を記入します。プレフィックスを新規の値にする場合、記入する数の仮想マシンが新たに新規作成されることになります。