flowを利用したTeams自動投稿でアプリ連携を活用する

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はじめに

Teamsはチーム内のコミュニケーションを高めるために効果的なツールであり、利用する企業様も増えてきています。例えば特定のメールが来たとき、SharePointサイトに情報を登録したとき、そういった情報をチーム内に共有したいなど、情報展開としてTeamsへ自動投稿する仕組みを設定しておくのも活用の1つです。

今回はflowを使ってSharePoint Online リストアイテム作成・更新時にTeamsへ簡単に自動投稿する方法をご紹介します。
office365 flow はトリガーに対するアクションを指定し自動実行できるサービスです。
今回はSharePoint Onlineをトリガーにした例となりますが、Outlookメールなど他サービスをトリガーにする場合は以下の例を参考に別のトリガーを指定して作成いただければと思います。

 

SharePointサイトのリストでアイテムが作成されたらTeams投稿する

特定SharePointサイトのリストにアイテムが追加もしくは変更されたらTeams投稿を行う動きを作成します。
作成方法にはいくつかありテンプレートでも作成可能ですが、今回は一から作成する例となります。

 

  1. flowの管理画面を表示します。
  2. [マイフロー] – [+新規] – [自動-空白から作成] をクリックします。
    作成するフロー名を入力し、フローのトリガーでSharePointと入力します。トリガーの候補が表示されるので、作成したいトリガーを選択します。
    今回は [アイテムが作成または変更されたとき] を選択し [作成] をクリックします。

  3. トリガーの条件を指定します。今回はトリガーとするSharePointサイトとリスト/ライブラリ名を指定します。
  4. 次にアクションを指定します。[新しいステップ]をクリックします。
    アクション検索欄にTeamsと入力すると候補が表示されるので必要なアクションを選択します。
    今回は[メッセージを投稿する]を選択します。
    ※ 2019年6月地点の仕様となりプレビューも多く今後追加変更の可能性がありますのでご注意ください。

  5. Teams投稿先のチーム、チャネルを指定します。
    メッセージはhtml形式で設定可能です。トリガーで取得したSharePointリスト情報を取得して表示させることが可能です。

  6. flowを保存し、実際にSharePointリストアイテムを作成すると以下のように自動投稿されます。

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