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はじめに
2018年6月現在、Azure上ではクラシックモデル、リソースマネージャーモデルの2種類のデプロイモデルが存在しています。現在どちらも利用できており、クラシックモデルについても終了時期等が公開されていないため、問題はないのですが、クラシックモデルはAzureポータル上からGUIで操作できる範囲がかなり狭まっており、また、機能拡張が今後見込まれないことを考慮すると、早めにリソースマネージャーに移行しておいたほうが良いと考えられます。この記事では、仮想マシン(クラシック)を含む、クラシックモデルのシステムをリソースマネージャーモデルへ移行する方法を紹介します。
移行方法のパターンを知る
仮想マシンを含むシステムにおけるクラシックモデルからリソースマネージャーモデルへの移行方法は3パターンあります。
基本的には、以下の考え方になるかと思います。
制限事項がなく、既存のシステムの構成のままでよければ①
制限事項があり①ができない場合はメリットデメリットを比較して②か③を選択
(②、③比較のポイントはダウンタイム・並行稼動・OS再設定の3つ)
まとめ
今回は作り直しを含めた移行方法を紹介しました。作り直しと言うとスマートなイメージはないかもしれませんが、この機にARMでしか使えないリソースを使ってシステム再構築するのも方法としては全然アリだと思います。
とはいえ、クラシックからリソースマネージャーモデルへの移行なんて予算もとってないし大規模な作業できないよ、、、という場合は①コマンドによる移行がおすすめです。
次回はコマンドを用いた移行の進め方を紹介したいと思います。
6/25追記:移行コマンドの記事作成しました。