この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
(2019年12月9日追記)
本記事の内容を検証した結果、古い PowerShell バージョンによる差でした。申し訳ございません。
最新のバージョンにしたところ、残念ながら該当項目がなくなっていました。おそらく、当初はホストプールに設定する案も検討したけど、結果的にボツとなったのかと想像されます。
https://www.powershellgallery.com/packages/Microsoft.RDInfra.RDPowershell/1.0.1288.1
Windows Virtual Desktop(以下、WVD)を構築やご利用いただいているでしょうか。
公式のドキュメントはまだ更新されていませんが、すでに PowerShell コマンド等は当初と比べると違いが見られます。
例として、セッションホストに対する設定から見てみましょう。
Get-RdsHostPool コマンドを入力すると公式ドキュメントによるとこのような結果が返ってくることになっています。
PS C:> Get-RdsHostPool -TenantName “contoso”
TenantName : contoso
TenantGroupName : Default Tenant Group
HostPoolName : contosoPersonal
FriendlyName :
Description :
Persistent : True
CustomRdpProperty :
MaxSessionLimit : 999999
LoadBalancerType : Persistent
ValdationEnv : True
Ring :
2019 年 12 月現在、このコマンドを打つと、以下のような結果が返ってきます。
TenantName : contoso
TenantGroupName : Default Tenant Group
HostPoolName : contosoPersonal
FriendlyName :
Description :
Persistent : True
DiskPath :
EnableUserProfileDisk :
ExcludeFolderPath :
ExcludeFilePath :
IncludeFilePath :
IncludeFolderPath :
CustomRdpProperty :
MaxSessionLimit : 999999
LoadBalancerType : Persistent
ValidationEnv : False
Ring :
このパラメータから想像すると、現在 FSLogix の設定はグループポリシー等を使って、最終的に VM のレジストリを変更することによって実現していますが、もしかするとホストプールに対して一括で設定できるようになるのかもしれません。
具体的なアナウンスやドキュメントが更新されたタイミングで改めて解説していきたいと思います。
すべてのコマンドを確認したわけではありませんが、それ以外のコマンドは特に変化はありませんでした。