この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
公式ドキュメントにある以下の記事をご覧になられた方もいると思います。
[チュートリアル:サービスの更新プログラムを検証するためのホスト プールを作成する]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/create-validation-host-pool
設定方法
設定方法は非常に簡単です。ValidationEnv パラメータを true にするだけ。
Add-RdsAccount -DeploymentUrl “https://rdbroker.wvd.microsoft.com”
Set-RdsHostPool -TenantName $myTenantName -Name “contosoHostPool” -ValidationEnv $true
効果
説明を読んでもどういうものなのかイメージしにくいですね。
ホスト プールは、Windows Virtual Desktop テナント環境内にある同一の仮想マシンをコレクションとしてまとめたものです。 ホスト プールを運用環境にデプロイする前に、検証ホスト プールを作成することを強くお勧めします。 更新プログラムは最初に検証ホスト プールに適用されるので、運用環境に展開する前にサービスの更新プログラムを監視できます。 検証ホスト プールがない場合、運用環境でユーザーにダウンタイムをもたらす可能性のあるエラーを招く変更を検出できないことがあります。
アプリで最新の更新プログラムを確実に処理できるようにするには、検証ホスト プールを運用環境のホスト プールとできるだけ類似したものにする必要があります。 ユーザーは、運用環境のホスト プールに接続する場合と同じくらい頻繁に、検証ホスト プールに接続する必要があります。 ホスト プールでのテストを自動化している場合は、検証ホスト プールでの自動テストも含める必要があります。
実際の状況
今のところ大きな更新がないということもありますが、管理プレーンの展開において、まず ValidationEnv が true のホストが新しい管理プレーンに接続可能となり、その後、運用環境にも反映されています。
今後、もっとインパクトのあるアップデートがあるかもしれませんが、運用環境と同時に検証環境も用意しておいた方が良さそうです。