監視間隔(カスタマイズ)
Zabbixで取得する監視には通常の監視間隔以外にカスタム設定可能な監視間隔が設定できる。
具体的に以下の2つが設定可能となる。
- 例外設定 – 監視間隔の例外設定を行える (異なる頻度の間隔を設定)
- 定期設定 – カスタムで監視間隔を取得する設定を行える。
監視間隔とは
Zabbixサーバーにて監視を設定する際に監視間隔を設定する項目がある。
本項目では数字入力で設定かつデフォルトは 秒単位にて取得します。最大更新間隔は 86400 秒 (1 日) です。
また時間のサフィックスサポートがされているため、30s、1m、2h、1dのように秒、分、時、日と設定することも可能となります。
監視の取得タイミングについて
監視は、まず対象の監視有効後(監視作成後の初回有効およびZabbixサーバ起動時)から設定した監視間隔内で初めて値を取得し、以降は初めて取得した時間から監視間隔ごとに値を取得していきます。
例:監視を10:00に開始したアイテム(監視間隔3分)が、監視を最初に取得したのが10:02、以降は3分後に取得している。
例外設定
特定の時間帯のデフォルトの更新間隔を再定義することができる。
例外設定は、監視間隔と期間で定義されます。
- 監視間隔-期間の取得間隔
- 期間-例外設定が有効な期間
※ 例外設定は週間,時刻での記載となる
定期設定
通常の監視タイミングとは違い、特定の時間にアイテムのチェックを実行するために使用します。
本来の監視間隔とは違うタイミングにて取得が行われるため、通常の監視間隔外のタイミングで取得される。
※上記の画面下側の定期設定
監視間隔を「0」とする設定
監視間隔は基本的に「 0 」(取得しない)を設定することはできません。
※下図参考
しかし、先に述べた「監視間隔のカスタマイズ」を設定することでカスタマイズ設定の監視を行うことで可能となります。
また、監視間隔を0とすることで指定の時刻でのみ取得するなどもできる