今回はアラート処理ルールを用いてアラート通知メールを制御する方法を共有したいと思います。
例えば、VM-AとVM-Bが死活監視対象の場合、VM-Aのみ自動起動停止を設定し、自動停止時間中には死活監視のアラート通知メールを送付させたくない時に役に立ちます。但し、モニターの死活監視アラートは発行されます。
なお、今回VMにインストールしたのはMicrosoft Monitor Agentではなく、Azure Monitor Agentとなります。
では、早速ですが、その手順を共有します。
前提条件
死活監視は設定済みであること
①モニターから「アラート処理ルール」を選択
②「作成」を選択
③対象リソースグループからLog Analyticsワークスペースを選択後、「適用」を選択
④以下内容を設定後、「次へ:ルールの設定>」を選択
フィルター | 演算子 | 値 |
アラートルール名 | 次の値と等しい | 死活監視アラート名 |
アラートのコンテキスト(ベイロード) | 次の値を含む | 対象VM名 |
⑤ルールの種類から「通知を表示しない」を選択後、「次へ:スケジュール>」を選択
⑥実際のスケジュール要件に合わせて設定後、「次へ:詳細>」を選択
・開始時間:VM自動停止時間
・終了時間:VM自動開始時間
⑦該当情報を設定後、「確認と作成」を選択
以上