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前段
公式のドキュメントから、クラシック仮想ネットワークとオンプレミスネットワークの接続手順が消えていたので、備忘録がてら、手順を以下に記載しておきます。
もう使わないと思いきや、まだまだクラシックのリソースって残ってますよね。。。
本題・手順
1. PowerShell を起動し、サインインします。
Add-AzureAccount
2. サブスクリプションを指定します 。
Select-AzureSubscription -SubscriptionId "サブスクリプションID"
3. 対象のクラシック仮想ネットワークに、クラシックVPNゲートウェイを追加します。
(GatewaySKUは任意(以下例はStandard)、GatewayTypeはDynamicRoutingを指定)
New-AzureVirtualNetworkGateway -VNetName "仮想ネットワーク名" -GatewayName "任意" -GatewayType DynamicRouting -GatewaySKU Standard
4. 以下コマンドを実行し作成した仮想ネットワークゲートウェイのVIPAddressとGatewayIdを覚えておきます。
Get-AzureVirtualNetworkGateway
5. 以下コマンドを実行して、クラシック用のローカル ネットワーク ゲートウェイを作成します。
New-AzureLocalNetworkGateway -GatewayName "任意の名前" -IpAddress "オンプレミス側のIPアドレス" -AddressSpace "オンプレミス側のIPレンジ1","オンプレミス側のIPレンジ2(あれば)"
6. 作成したローカル ネットワーク ゲートウェイの情報を取得し、GatewayId を覚えておきます。
Get-AzureLocalNetworkGateway
7. [4]で確認したGatewayIdと[6]で確認したGatewayIdで以下コマンドにて接続を作成します。
New-AzureVirtualNetworkGatewayConnection -connectedEntityId "[6]のGatewayId" -gatewayConnectionName "任意の名前" -gatewayConnectionType IPsec -sharedKey "共有キー" -virtualNetworkGatewayId "[4]のGatewayId"
注意
・この手順は仮想ネットワーク及び仮想ネットワーク内にGatewaySubnetが作られていることを選定としています。
・この手順はオンプレミスルーターでの設定が正常に完了していることを前提としています。
・入力するパラメータの中にスペースがある場合””でくくってください。