仮想マシン作成後、Microsoft AzureポータルからDNSサーバーの設定をする方法

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

はじめに

仮想マシンを作成すると、初期状態ではDNSサーバーが動的で1つ割り当てられます。

 

<DNSサーバーの値をcmdで確認>

 

ただ、既定で割り当てられたDNSサーバーではなく、ADが名前解決できるDNSサーバーに設定する必要があります。

この設定をする前にドメイン参加を実施しようとしたところ、名前解決ができなかったため、ドメイン参加時にエラーが出てしまいました。

 

 

このような問題が起こるため、既定で割り当てられたDNSサーバーを変更して、ADが名前解決できるDNSサーバーに設定する必要があります。

設定場所としては、仮想ネットワークに存在する仮想マシンに限り、仮想マシンから変更するのではなく、Microsoft Azureポータルから変更の設定を実施します。

 

※ドメインコントローラーサーバーの設定は完了しているものとします

 

手順

 

①Azureポータル>DNS設定を実施する仮想マシンのネットワークインターフェース>「IP構成」>「Ipconfig1」をクリック

 

②「割り当て」を「静的」に変更>「保存」をクリック

③ドメインコントローラーサーバーのローカルIPアドレスを確認する

 

④DNS設定を実施する仮想マシンのネットワークインターフェース>「DNSサーバー」>

「DNSサーバー」を「カスタム」に変更>「DNSサーバーの追加」から、③で確認したドメインコントローラーサーバーのローカルIPアドレスを入力 >

「保存」をクリック

 

⑤DNS設定を実施した仮想マシンを再起動する

 

最後に

DNS設定を実施すると、cmdで表示した「DNSサーバー」が、既定値からドメインコントローラーサーバーのローカルIPアドレスに変更されたことが確認できます。

このように「DNSサーバー」が変更されると、ドメイン参加を実施することができます。

 

ぜひ、参考になればと思います。

いいね (この記事が参考になった人の数:3)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルクロステクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください