[DevOps]Azure DevOps導入時の検討事項(初期段階)

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

Azure DevOpsってなに?という状況でAzure DevOpsを導入していくために必要と思われる検討事項をまとめてみました。Azure DevOpsの概要の把握と提案や自社へのサービス展開の際に役立てば幸いです。

なお本記事内容は非常に基礎的なのでその点ご了承ください。

Azure DevOpsの基礎知識

Azure DevOpsとはソフトウェアの開発/展開を行うためツール群を提供するSaaSです。Azureと名は付きますがIaaSやPaaSのプラットフォームとして利用する”Azure”とは別のサービスとなっています。

Azure DevOpsの導入とは、このツール群が利用可能になることを指します。

なおDevOpsそのものは開発手法のことを指します。「Azure DevOpsを導入したい」と言われた際にはDevOpsの手法を取り入れたいのか?またはAzure DevOpsというツール群を導入したいのか?この点の確認が必要になると考えます。

Azure DevOpsが提供する機能

Azure DevOpsは次の機能を提供します。MS Learn 「Azure DevOps とは」 からの抜粋となります。

1.Azure Boards: 迅速な計画、作業項目トラッキング、可視化、レポート作成ツール。

2.Azure Repos: クラウドホスト型プライベート git リポジトリを提供します。

3.Azure Pipelines: 言語、プラットフォーム、クラウドに依存しない CI/CD プラットフォームサポート型コンテナーまたは Kubernetes。

4.Azure Artifacts: パブリック ソースやプライベート ソースからの Maven、npm、Python、NuGet パッケージ フィードをサポートする統合パッケージ管理機能を提供します。

5.Azure Test Plans: 統合された計画型/探索的テスト ソリューションを提供します。


様々な機能がありますが、最小のCI/CD環境を実現したいということであれば最低限Repos、Piplinesがあればよいでしょう。

既にGit Hubのリポジトリを利用しているという場合もあると思います。そういった場合にはリポジトリはGit Hubを利用しパイプラインはAzure Piplinesを利用するといったことも可能です。

リポジトリに関わらずすでに利用しているサービスがあるのであれば慣れたサービスを利用し続けたほうが良いと思います。以下に同じ機能を持った他のサービス、製品を記載しますので参考にしてみてください。

Azure DevOps のサービス名他のサービス、製品
Azure BordsJira、Backlog、Trello
Azure ReposGitHub、GitHub Enterprise、
Bitbucket Cloud、Subversion
Azure PipelinesJenkins、Circle CI、
Octopus Deploy
Azure ArtifactsGitHub Package Registry、
GitLab Package Registry
Azure Test PlansQASymphony、TestRail

なお、Azure DevOpsは正確にはクラウドサービスであるAzure DevOps Servicesと、オンプレミスサービスであるAzure DevOps Serverの2つのことを指します。ほとんどの場合にはクラウドサービスのことを指します。本記事でもAzure DevOps=Azure DevOps Servicesのこととして記載します。

Azure DevOps の料金

Boards,Repos,Piplines,Artifactsを含む「Basicプラン」と、Basicプランに加えてTest Planを含む「Basic + Test プラン」があります。

Basicプランは最初の5ユーザーまでは無料で以降は1ユーザーにつき料金がかかります。Basic + Test プランは1ユーザーから料金がかかり、Basicプランよりはだいぶ高額です。

先ほども記載した通り最小のCI/CDを実現したいということであれば機能としてはBasicプランで十分です。

Azure DevOps の料金

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/devops/azure-devops-services/

Basicプランの無料枠ですが、以下情報によると既定では各組織に5名分の無料枠が割り当てられるようです。なお組織を既存のAzure ADと連携している場合には5名の枠がテナント単位になるようです。

Multi-organization billing

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/organizations/billing/billing-faq?view=azure-devops#multi-organization-billing

参考情報

Azure DevOps とは(MS Learn)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/migrate-to-devops/2-what-is-azure-devops

Azure DevOps

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/

DevOps とは何ですか?

https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/what-is-devops/

DevOps とは?

https://aws.amazon.com/jp/devops/what-is-devops/

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