近接通信配置グループとは

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

12 月に一般公開された近接通信配置グループをご紹介します。
Azure の歴史において、目的に応じて VM の物理的なデプロイ先をコントロールする手段がいくつか用意されてきました。可用性セット(更新ドメイン、障害ドメイン)、可用性ゾーンがそれらの代表になります。

目的

近接通信配置グループは VM 間のネットワークパフォーマンスを最大化することが目的に用意されたと考えられます。

一般公開されたときのアナウンスを確認すると、いろんなものが見えてきます。
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/announcing-the-general-availability-of-proximity-placement-groups/

ポイント

VM 間のネットワークパフォーマンスを最大化するには、近接通信配置グループとネットワーク高速化オプションが有効と書かれています。ただし、ネットワーク高速化オプションは 4 コア以上の VM で利用可能、かつ大きめのサイズじゃないと効果が薄いようです。

近接通信配置グループのデプロイは不安定なところも多々あるようで、GA したとはいえコツが必要なようです。デプロイの順番やお作法を守る必要があるようです。

可用性セットや可用性ゾーンとの併用

近接通信配置グループは可用性セットや可用性ゾーン、仮想マシンスケールセットと併用することが出来ます。
以前は可用性セットにするだけでも最低限同一データセンター内(別の物理ラック)に配置されたようですが、今は必ずしもそうなっていないと書かれています。

近接通信配置グループの作り方

VM を作成する前に予め近接通信配置グループを作成します。
新規リソースの作成で「Proximity Placement Group」と検索します。

リソースグループとリージョンを選択して、名前を決めるだけです。

VM 作成時に近接通信配置グループを適用する

VM 作成時に「詳細タブ」で選択可能です。VM と同じリージョンの近接通信配置グループが選択できます。

あとは普通に VM を作成するだけです。

まとめ

アナウンスページにも SAP というキーワードがあるように、最大限の高いパフォーマンスを引き出すような時に活用することが想定され、通常はなくても概ね問題ないかと思いますが、2層、3層のアプリケーションでは活用していくのが今後スタンダードになるかもしれません。

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