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本事象は以下条件を満たしている場合に起こります。

• AIP*1 のマーキング機能である[ ヘッダー ]、[ フッター ]にシングルバイト以外の文字が含まれている。
• AIP統合ラベル付けクライアント*2 をインストールした端末で Outlook クライアント（アプリ版）を使っている。
• Outlookクライアントの書式設定をリッチテキストにしている。

事象理由としては、AIPにより付与されたマーキングがリッチテキスト形式で解釈できない情報であるため、本文表示が構成できなくなってしまいます。

以下のいずれかを対応することで回避できます。

• 書式をHTMLにして送付する。*3
• AIP統合ラベル付けクライアントを無効化し、Outlook Add-In（組み込み）ラベルを利用する。
• Outlook on the webを利用する。（旧OWA）
• ヘッダー、フッターに日本語を使用しない。（英語等のシングルバイト文字のみで設定した場合は本事象は発生しません。）

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*1　AIP (Azure Information Protection : 情報の保護)
*2　AIP統合ラベル付けクライアント
*3　Outlookクライアントでは３つの書式[ テキスト ]、[ HTML ]、[ リッチテキスト ]が用意されています。