Forms,Teams,PowerAutomateを使用して申請フローを作る

この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。

大塚です。

今回は、FormsとTeams,PowerAutomateを使用して簡単な申請フローの作成方法についてご紹介したいと思います。

想定するフローの流れとしては以下になります。

  1. Formsから申請
  2. Teamsにて承認・却下を実施
  3. 結果をTeamsの特定のチャネルに投稿

【これらを使用するメリット】

  • 誰でも簡単にすぐ作れる
  • エクスポート&インポートで応用可能
  • Office 365 Business PremiumやOffice 365 Enterprise E1から利用可能

では、さっそく作成していきます。

作成の流れは以下です。

※投稿用Teamsのチームとチャネル作成は割愛します。

  1. Formsをフォームを作る
  2. PowerAutomateでフローを作る

【フォームの作成】

①Office365にログインします。

②Formsを選択しFormsの画面に入ります。

※見当たらないかたは、「すべてのアプリ:から探してみてください。

③新しいフォームを選択します。

③タイトルを入力し、新規フォームを作成します。

フォームの作成は非常に簡単です。

④フォームが完成しましたら、右上の共有を選択し、「回答の送信と収集」が「自分の所属組織内のユーザのみが可能」になっていることを確認します。

これでフォームは完成です。

【フローの作成】

①Office365にログインします。

②画面からPowerAutomateを選択します。

※見当たらない方は「すべてのアプリ」から探してみてください

③テンプレートを選択します。

⑦テンプレートの検索でFormsと検索し、「Start an approval process and send an email on Microsoft Form submission」を選択します。

※0から作成も可能ですが、テンプレートが豊富なため、近しいものを編集するのが簡単かと思います。

⑧内容を確認し、下部にて接続先を付与し「続行」を選択します。

⑨フローの内容を編集します。(申請から承認まで)

フォームID:作成したフォーム名をプルダウンから選択

タイトル:承認画面のタイトルを入力

Assigned to:承認者を入力

Details:承認に表示されるメッセージを入力

※下記画像では質問の回答を追加しています。

 追加は動的コンテンツの追加から可能です。

 

⑩フローの内容を編集します。(承認結果に応じたアクション)

今回はTeamsに通知したいので、「はいの場合」のメール送信のアクションを削除し、Teamsに投稿に変更します。削除は下記画像赤枠部分から可能です。

次にアクションの追加を選択し、Teamsへの投稿を追加します。

Teamsで検索し「メッセージをフローボットとしてチャネルに投稿する」を選択し、編集し保存します。

チーム:メッセージを投稿するチームを選択します。

Channel:投稿するチャネルを選択します。

Message:投稿するメッセージ内容を記載します。

例:

【Responders’Email】の申請は【Responses Approver name】によって【Response】されました。
申請日:【有給取得予定日を入力してください。】
承認者:【Comments】

次に承認されなかった時の動作を設定します。(「いいえの場合」を編集)

 

これでフローは完成です。

【動作確認】

動作確認ですが、Formsのプレビューでテスト入力ができます。

そちらから動作確認を実施してみてください。

なお、届いた申請はTeams上のFlowから確認できます。

※Flowがない場合は「…」からFlowを追加してください。

承認すると以下のようなメッセージが指定のチャネルに届きます。

※申請者はメールアドレスでの表記となります。名称も出せますがフローに追加が必要です。また別の記事にまとめます。

※マスクばかりで見づらいです。申し訳ありません。

以上です。

PowerAutomateは使いこなせればいろいろ楽できるツールなのでぜひとも活用してみてください。

いいね (この記事が参考になった人の数:66)
(↑参考になった場合はハートマークを押して評価お願いします)
読み込み中...

注意事項・免責事項

※技術情報につきましては投稿日時点の情報となります。投稿日以降に仕様等が変更されていることがありますのでご了承ください。

※公式な技術情報の紹介の他、当社による検証結果および経験に基づく独自の見解が含まれている場合がございます。

※これらの技術情報によって被ったいかなる損害についても、当社は一切責任を負わないものといたします。十分な確認・検証の上、ご活用お願いたします。

※当サイトはマイクロソフト社によるサポートページではございません。パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が運営しているサイトのため、マイクロソフト社によるサポートを希望される方は適切な問い合わせ先にご確認ください。
 【重要】マイクロソフト社のサポートをお求めの方は、問い合わせ窓口をご確認ください