この記事は更新から24ヶ月以上経過しているため、最新の情報を別途確認することを推奨いたします。
オンプレミスでは、各 OS や、アプリケーションのログにて運用管理を行っておりましたが、Azure の場合は、Azure 基盤やサービス自体から出力される情報があり、こちらの確認も必要となります。
以下にまとめますのでご覧ください。
・Azureアクティビティログ
Azure サブスクリプションのリソースに対して、外部から実行された操作(リソースの作成、削除、権限変更)が行われた際に
いつ、だれが、なにを行ったのかについて履歴が残ります。
また、Service Health ログも含まれており、Azure サービスの問題、定期メンテナンス、正常性に関する情報も含まれます。
[Azure アクティビティ ログ イベントを表示して取得する]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/platform/activity-log-view
[Service Health の概要]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/service-health/service-health-overview
・リソースログ(診断ログ)
Azure の各リソースから出力されます。
内容は、Azure サービスとリソースによって異なります。
[Azure リソース ログでサポートされているサービス、スキーマ、カテゴリ]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/platform/diagnostic-logs-schema
・メトリック
各 Azure リソースが出力する情報を定期的に収集し、数値的に計測された値になります。
タイムスタンプやデータの内容を基に、時系列で問題の検出が行えます。
[Azure Monitor のメトリック]
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/platform/data-platform-metrics
これらのログは、Azure Loganalytics や Azure Monitor にて分析、可視化を行えます。
初期費用はかからず、従量での課金となるため気軽にお試しいただける運用管理サービスとなります。